山梨県道志村の道志川沿いにある道志の森キャンプ場はフリーサイトで直火禁止

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山梨県道志村にある道志の森キャンプ場は、道志川の支流である三ヶ瀬川沿いに約2キロメートルのフリーサイトが広がるキャンプ場です。直火は2020年から禁止されており、焚き火をする際は焚き火台の使用が必須となっています。東京都心から車で1時間半ほどの距離でありながら、川のせせらぎと深い森に包まれた環境が多くのキャンパーを引き寄せ、道志エリアの中でも屈指の人気を誇ります。この記事では、アクセス方法や料金体系、フリーサイトの魅力、直火禁止をはじめとするルール、天然プールでの川遊び、混雑状況や場所取りのコツ、周辺の温泉や観光スポットまで、訪問前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。

目次

道志の森キャンプ場の基本情報とチェックインの時間

道志の森キャンプ場は、山梨県南都留郡道志村を流れる道志川の支流である三ヶ瀬川沿いに広がるフリーサイト専門のキャンプ場です。区画の仕切りがなく、敷地内から好きな場所を選んでテントやタープを設営できるのが最大の特徴です。営業期間はおおむね4月中旬から11月中旬までとされていますが、気温や気候によって前後することがあるため、訪問前に公式サイトやSNSで最新情報を確認しておくと安心です。

フリーサイトのチェックインは9時から、チェックアウトは12時までと定められています。お盆や連休などのハイシーズンには、チェックイン受付が8時に早まることもあるようです。少しでも良い場所を確保したいキャンパーは、この時間の変動を意識して現地入りする傾向が見られます。バンガローはフリーサイトと時間設定が異なり、チェックインは13時から、チェックアウトは10時までとなっています。

バンガロー利用は事前の電話予約が必須です

フリーサイトは予約不要で先着順によるサイト確保が基本ですが、バンガローについては事前の電話予約が必要です。繁忙期には早めの連絡が望ましいでしょう。テント泊に不慣れな人や、雨天時のリスクを避けたい家族連れにとって、バンガローは心強い選択肢になります。当日いきなり利用することは難しいため、その点は覚えておきたいところです。

アクセスは都留インターチェンジ経由で車およそ50分

道志の森キャンプ場への主なアクセスルートは、中央自動車道の都留インターチェンジを利用する経路です。都留ICを降りたあと、県道24号線を経由して道志村方面へ向かい、国道413号線に合流したら山中湖方面を目指して進みます。道中には案内看板が設置されているため、それに従えば迷うことは少ないでしょう。都留インターチェンジからは車でおよそ50分程度が目安です。

公共交通機関の利用は現実的ではなく、マイカーかレンタカーでのアクセスが前提になります。道志みちと呼ばれる国道413号は道志川に沿ってカーブが連続する山道のため、運転には注意が必要です。特に夏季の週末や連休中は渋滞が発生しやすく、早朝出発を検討したいところです。

料金は入場料800円と駐車料金1,000円が目安

道志の森キャンプ場の料金体系は、入場料(施設使用料)と駐車料金を組み合わせた形になっています。基本的な入場料は1人あたり800円(3歳以上が対象)で、これは巡回スタッフが敷地内をバイクなどで回って集金する場合の料金です。管理棟で直接受付を済ませる場合はやや安く700円になるケースもあり、支払い方法によって差が生じることがあります。駐車料金は別途必要で、車両1台につき1,000円程度が目安です。

料金は通水期間と止水期間の別や、お盆や連休などの繁忙期によって変動することがあるため、訪問前に公式サイトのカレンダーで最新の料金設定を確認しておきたいところです。現地で発生しうる主な料金の目安を、以下の表にまとめます。

項目料金備考
入場料(3歳以上・巡回集金)800円バイクなどで回る巡回スタッフに支払う場合
入場料(3歳以上・管理棟受付)700円管理棟で直接受付する場合
駐車料金1,000円程度車両1台につき
バンガロー利用料(3歳以上)2,200円施設使用料とは別途必要
焚き火台レンタル500円程度数に限りがある可能性あり
毛布レンタル200円程度
針葉樹の薪400円程度管理棟兼売店で購入可能
広葉樹の薪700円程度〜針葉樹より火持ちが良い

支払いは現地で行う先払いや後払いのいずれかの形式が取られることが多く、明確なレジシステムがあるわけではないため、現金を多めに用意しておくと安心です。

フリーサイトは三ヶ瀬川沿い2キロに川沿いから森まで3タイプが広がります

道志の森キャンプ場最大の特徴は、フリーサイトの広大さにあります。三ヶ瀬川沿いに約2キロメートルにわたって連なるサイトは、上流エリアから下流エリアまで多彩な表情を見せます。川のすぐそばに設営できる川沿いサイトは、せせらぎの音を聞きながら過ごせる特等席として人気が高く、早朝から多くのキャンパーがこのエリアを目指して移動します。

川からやや離れた整地エリアや広場状のサイトは、地面がフラットで石が少なく、テントやタープを設営しやすいという利点があります。小さな子ども連れのファミリーキャンパーには、こうした平坦で開けたエリアが安心感の面でもすすめられることが多いようです。さらに敷地の一部には木々に囲まれた森林エリアもあり、直射日光を避けながら涼しく過ごしたい人や、プライベート感のあるロケーションを好む人に向いています。

川沿いや広場、森という異なるタイプのサイトが同じ敷地に混在していることで、訪れるたびに違った雰囲気を楽しめます。これが、道志の森キャンプ場がリピーターを多く獲得している理由のひとつといえるでしょう。

直火は2020年から全面禁止で焚き火台の使用が必須です

道志の森キャンプ場では、2020年から直火が全面的に禁止されています。かつては地面に直接火をおこす直火焚き火を行うキャンパーも多かったものの、焚き火後の灰や炭が地面に放置され、サイトが黒く汚れてしまう問題が深刻化したことが、ルール変更の主な経緯とされています。

現在は焚き火をする場合、必ず焚き火台を使用することが義務付けられています。道志川沿いの環境を保つための取り組みであり、フリーサイトを長く楽しむための前提条件にもなっています。

焚き火台や薪は現地でもレンタルや購入ができます

焚き火台を持参していないキャンパー向けには、現地でのレンタルサービスも用意されています。焚き火台のレンタル料金は500円程度、毛布のレンタルは200円程度です。手ぶらに近い形でも焚き火を楽しめる体制が整っている点は、初心者キャンパーにとってありがたいポイントでしょう。

管理棟兼売店では、焚き火に必要な薪も購入できます。針葉樹の薪はおよそ400円、火持ちの良い広葉樹の薪は700円程度からとされており、そのほか炭や氷、調味料といった物資も取り扱われています。薪や炭を持参し忘れた場合でも、現地調達である程度対応できる体制は、遠方から訪れるキャンパーにとって心強い存在です。

日が暮れた後の道志の森キャンプ場は、昼間とはまた違った表情を見せます。焚き火台の炎を囲みながら、川のせせらぎと虫の声に耳を傾けつつ仲間と語り合う夜のひとときは、カップルや友人グループのキャンパーにも人気が高い時間帯です。深い森に囲まれた立地のため街灯りの影響を受けにくく、晴れた夜には星を眺めながら過ごすキャンパーの姿も見られます。

灰とゴミは持ち帰りが徹底されています

焚き火を行った後の灰の処理にも明確なルールがあります。灰は地面や川に捨てることは厳禁で、管理棟横に設置されている灰捨て場に必ず持っていく必要があります。ゴミについても同様で、キャンプ場内にゴミ箱は設置されていないため、発生したゴミは全て自分たちで持ち帰ることが徹底されています。豊かな自然環境をこの先も維持していくために欠かせないルールであり、利用者一人ひとりのマナー意識が問われる部分でもあります。

花火は手持ち花火のみ21時までと定められています

静かな森の環境を守るという観点から、花火は手持ち花火のみ許可されており、時間は21時までと定められています。打ち上げ花火や大きな音の出る花火類は禁止されているため、事前にルールを確認したうえで持参する花火を選ぶ必要があります。

天然プールは7月下旬から8月末にかけて開設されます

道志の森キャンプ場のもう一つの目玉が、夏季限定で登場する天然プールです。例年7月下旬から8月末頃にかけて、川の一部を堰き止める形で流れのない安全な水域が作られ、無料の天然プールとして開放されます。流れがほとんどないため、小さな子ども連れのファミリーでも安心して水遊びを楽しめる点が高く評価されています。

三ヶ瀬川と道志川本流での川遊びと釣り

キャンプ場を流れる三ヶ瀬川そのものも、透明度が高く美しい清流として知られています。浅瀬が多いため子どもでも安全に水遊びができるエリアが随所にあり、川に足を浸すだけでも夏の暑さを忘れられるほどの涼しさを感じられます。魚影も見られることがあり、簡単な川遊びや生き物観察を楽しむファミリーの姿も多いようです。

道志川本流には道志村漁業協同組合が管理する共同漁場があり、ヤマメやイワナ、アユ、ニジマスといった渓流魚を狙う釣り人にも親しまれているエリアです。ヤマメの遊漁期間はおおむね3月1日から9月30日、アユは6月15日から10月31日までとされ、遊漁時間は夜明けから日没までとなっています。釣りを楽しみたい場合は道志村漁業協同組合が発行する遊漁券が必要になるため、周辺で釣りをする際には事前にルールを確認しておきたいところです。なお、道志の森キャンプ場の敷地内での釣りの可否については個別の確認が必要で、あくまで道志川流域全体の釣り環境として参考にとどめておくのがよいでしょう。

増水リスクへの注意も欠かせません

川の恵みがある一方で、山間部を流れる川である以上、天候によっては急な増水のリスクがある点は常に念頭に置く必要があります。上流域で降雨があった場合、キャンプ場周辺が晴れていても水位が急激に上昇することがあるため、天気予報だけでなく上流エリアの降水状況にも注意を払うことが望ましいです。小さな子どもを連れている場合は、目を離さないことはもちろん、ライフジャケットの着用なども検討したいポイントです。

混雑状況と場所取りのコツ

道志の森キャンプ場は人気が高く、特に週末や連休、夏休み期間中は激しい混雑が予想されます。川沿いの人気サイトは午前10時頃までに埋まってしまうことが多く、天然プールに近いエリアに至っては、開場時間の9時よりも前、8時30分から9時の間にはすでに満杯になってしまうケースも報告されているようです。

良いサイトを確保したい場合は、開場時間に合わせて早朝から現地入りする、あるいは前日から近隣で車中泊をして開場と同時に入場するといった対策を取るキャンパーも少なくありません。チェックアウトが12時であることを踏まえ、前の利用者が退出したタイミングを見計らって11時頃から場所取りに動き出すという方法も、実際に訪れたキャンパーのレポートで紹介されています。

サイトの支払いについては、あらかじめ管理棟で受付を済ませてからサイトを探すパターンと、まずサイトを確保してから巡回スタッフの集金を待つパターンの両方が存在するとされ、当日の運用によって異なる場合があります。現地の看板やスタッフの案内に従って行動するのが確実です。

設備はトイレとコインシャワー、管理棟が中心です

道志の森キャンプ場には、キャンプを快適に過ごすための設備が一通り整っています。管理棟兼売店では食材や飲料、キャンプ用の消耗品などが購入できるほか、忘れ物をした際の緊急対応としても頼りになります。水洗トイレや炊事場も敷地内の複数箇所に設置されており、長い敷地であっても利用しやすいよう配慮されています。

コインシャワーは場内2カ所に設置されており、24時間利用できるとされています。到着直後や就寝前、早朝などタイミングを選ばず汗を流せる点は、長期滞在の際にも心強いところです。自動販売機も設置されており、飲み物の調達に困ることは少ないでしょう。駐車場はサイトに近い場所に用意されていますが、繁忙期には駐車スペースが混み合うこともあるため、余裕を持った到着を心がけたいところです。

宿泊施設としてはバンガローも用意されており、テント泊に不慣れな人や、小さな子ども連れで雨天時のリスクを避けたい家族連れなどに利用されています。ペット同伴の可否や、Wi-Fiや電源サイトの有無といった詳細な情報については時期によって運用が変わる可能性があるため、訪問前に公式サイトや電話での確認をおすすめします。

口コミにみる魅力と注意点

実際に道志の森キャンプ場を訪れたキャンパーの口コミを見ていくと、この場所ならではの魅力と、事前に知っておきたい注意点の両方が見えてきます。

良かった点として多く挙げられるのは、渓流に沿って数キロにわたってサイトが広がる開放感と、川のせせらぎや木々の揺れる音に包まれる自然環境の豊かさです。トイレや水場といった基本設備も整っており、初めてのキャンプでも比較的気軽に利用しやすいという声も多いようです。都心から日帰り圏内でありながら雄大な自然に囲まれたキャンプ場は貴重で、敷地が広くフリーサイトであるためどこにでもテントを張れる自由度の高さも、リピーターが後を絶たない理由のひとつになっています。

一方で、注意点として頻繁に指摘されるのが地面のコンディションです。場所によって地面が硬く、ペグが刺さりにくいという報告が多く見られます。ペグ打ちに苦戦することを見越して、鍛造ペグや太めのペグ、ペグハンマーなどをあらかじめ用意しておくと安心です。管理棟までの通路やサイト内の道は砂利道になっている箇所が多く、大きめの石が転がっていたり傾斜のきつい坂道が続いたりする区間もあります。台車やキャリーワゴンで荷物を運ぶ際には、タイヤの径が大きく悪路に強いタイプを選ぶと移動がスムーズになるでしょう。

人気ゆえの混雑は避けられない現実で、繁忙期にはサイトの奪い合いに近い状況が発生し、一部ではマナーの良くない利用者が目立つという指摘も見られます。隣接するサイトとの距離が近くなりがちな時期には、お互いに譲り合いの気持ちを持って利用したいところです。

もう一つ見落としがちな注意点が、キャンプ場までの道中にコンビニエンスストアがほとんど存在しないという点です。道志みちを進む道中は買い出しの機会が限られるため、食材や飲料、氷、燃料といった必要な物資は、都留市街や道の駅どうしなど、キャンプ場に入る前の段階でまとめて調達しておくのが望ましいです。忘れ物をした場合は現地の管理棟兼売店で最低限のものは購入できる場合もありますが、品揃えは限定的である点を踏まえておきたいところです。

季節ごとに表情が変わり春夏秋で違った体験ができます

道志の森キャンプ場は、四季を通じて訪れるたびに違う表情を見せてくれます。春には新緑が芽吹き、木々の若葉が2キロにわたる森の回廊を鮮やかな緑色に染め上げます。夏にかけては生い茂った木々が強い日差しを遮り、天然のシェードとして機能するため、木陰のサイトを選べば真夏でも比較的過ごしやすいでしょう。秋になると周囲の山々や敷地内の木々が紅葉に色づき、春とはまったく違う趣のキャンプ体験ができます。季節ごとに別のキャンプ場へ通っているかのような表情の豊かさが、リピーターを飽きさせない理由のひとつになっています。

気候の面では、秋シーズンは晴天率が高く、日中は比較的暖かい一方で夜間は冷え込みが強まる傾向があります。特に晩秋にさしかかると日没後の気温がかなり下がることがあるため、長袖のシャツにマウンテンパーカーなどを重ね着できるレイヤリングでの防寒対策が推奨されます。秋は春に比べて気温が安定しており花粉の飛散も少ないことから、快適にアウトドアを楽しみやすいシーズンとして評価されているようです。春先を狙う場合は、朝晩の冷え込みに加えて花粉対策も念頭に置いた準備をしておくと安心です。

夏場は天然プールや川遊びが最大の魅力となる一方、標高がそれほど高くない山間部であるため、日中は都心と同様に蒸し暑さを感じることもあります。日除け用のタープや、川からの湿気に対応できる速乾性の高いウェア、そして虫よけ対策を万全にしておくことが、快適な夏キャンプのポイントになるでしょう。

持ち物は焚き火台とペグの対策が要になります

道志の森キャンプ場を楽しむためには、いくつか押さえておきたい持ち物があります。まず焚き火を楽しみたい場合は、直火が禁止されているため焚き火台を必ず持参したいところです。レンタルも可能ではありますが、数に限りがある可能性を考えると持参のほうが無難でしょう。川遊びを予定している場合は、濡れてもよいサンダルや着替え、タオルを多めに用意しておくとよいでしょう。天然プールが開設される夏季には浮き輪やライフジャケットもあると安心感が増します。

日中は木漏れ日の中で過ごせるとはいえ、山間部特有の寒暖差があるため、朝晩は思いのほか冷え込むこともあります。特に春や秋のシーズンには、防寒着や厚手の寝具を準備しておくことが快適な滞在につながります。虫よけスプレーや虫刺され薬も、森に囲まれた環境である以上必携といえるでしょう。

キャンプの楽しみ方としては、川沿いのサイトでせせらぎを聞きながらゆったり過ごす、天然プールで子どもと水遊びを満喫する、焚き火台を囲んで夜の静かな時間を楽しむなど、訪れる人の目的に応じて多彩なスタイルが選べます。フリーサイトならではの自由度の高さこそが、このキャンプ場が長年にわたり多くのキャンパーに愛され続けている理由といえるでしょう。

ソロキャンパーやバイク乗り、愛犬家にも支持されています

道志の森キャンプ場は、ファミリーキャンパーだけでなく、ソロキャンパーやバイクツーリングでの利用者からも根強い支持を集めています。事前予約が不要で、当日ふらっと訪れて好きな場所にテントを張れるという自由度の高さから、ソロキャンプの聖地と呼ばれることもあるほどです。神奈川県との県境に近い立地は都心からのアクセスの良さにもつながっており、思い立ったらすぐに向かえる手軽さも人気の理由になっています。

バイクで訪れるキャンパーも多く、時間帯のルールさえ守れば愛車をテントの脇まで乗り入れて駐輪できるという自由度も、ツーリングキャンパーにとって嬉しいポイントです。ワインディングが続く道志みちを走り抜けてキャンプ場に到着し、そのまま川のせせらぎを聞きながら一晩過ごすというスタイルは、多くのライダーに愛されている過ごし方のひとつです。

愛犬と一緒に訪れるキャンパーの姿も多く見られます。広大な敷地と自然環境は、リードをつけた愛犬との散策にも適しており、川沿いを一緒に歩きながらキャンプを楽しむ家族連れの姿も珍しくありません。ペットの同伴に関する具体的なルールについては時期や運用によって変わる可能性があるため、事前に公式サイトや電話での確認をしておくと安心です。

利用者層としては家族連れのグループが多数を占める一方、プールサイドに近いエリアはトイレや炊事場までの距離が近く利便性が高いことからファミリー層に特に人気があります。川沿いのやや奥まったエリアは静けさを求めるソロキャンパーやカップルに好まれる傾向があり、同じキャンプ場の中でも目的や好みに応じてエリアを使い分けられる懐の深さが、道志の森キャンプ場の魅力になっています。

周辺の観光スポットは道の駅どうしと紅椿の湯が定番です

キャンプの合間や帰り道に立ち寄りたいスポットとして、まず挙げられるのが道の駅どうしです。道志村の名産品であるクレソンを使った土産物や、地元の新鮮な野菜、軽食などが購入できる人気のスポットで、キャンプの買い出し拠点としても活用されています。

キャンプで火を使ったり川遊びで汗を流したりした後には、日帰り入浴施設「道志川温泉 紅椿の湯」で汗を流すのもおすすめです。道志村ならではの山あいの温泉として、キャンパーの間でも定番の立ち寄りスポットとして知られています。

体力に余裕があれば、道志村周辺の山である今倉山への登山やハイキングを楽しむこともできます。道志村エリアは道志川沿いに数多くのキャンプ場が点在しており、道志の森キャンプ場以外にも個性豊かなキャンプ場が集まっているため、周辺のキャンプ場を巡りながらエリア全体の魅力を体感するという楽しみ方も可能です。

たとえば道志川の支流沿いに広がる椿荘オートキャンプ場は、川音と木漏れ日に包まれた林間サイトと開放的な高台サイトを併せ持つキャンプ場として知られており、東京から約90分というアクセスの良さも道志の森キャンプ場と共通しています。ただし標高がやや高い立地のため平地に比べて気温が低く、冬場は冷え込みが厳しくなる点は道志の森キャンプ場との違いとして押さえておきたいところです。同じ道志川流域でもキャンプ場ごとに標高やサイトの雰囲気、混雑度合いには違いがあるため、目的や同行者の顔ぶれに応じてキャンプ場を選び分けたり、複数のキャンプ場を巡ってエリア全体の魅力を比較してみたりするのも、道志エリアならではの楽しみ方です。

道志村がキャンプ場密集地になった背景には水源林があります

道志村自体が日本一キャンプ場が多いとも言われるほどのキャンプ場密集地として知られており、道志みち沿いだけでも大小合わせて30以上のキャンプ場が軒を連ねています。その背景には、村の面積の約95%を山林が占める豊かな自然環境と、清流である道志川という貴重な水源の存在があります。

横浜市は明治30年(1897年)から道志川より取水を行っており、水質保全のために取得した道志水源林は道志村の総面積の約36%を占めるとされています。こうした背景から、道志村一帯は良質な水と緑を守り続けてきた土地であり、道志の森キャンプ場もそうした環境の恩恵を受けたキャンプ場のひとつといえるでしょう。フリーサイトで直火が禁止されている背景にも、この水と森を守るという地域全体の姿勢が重なっているように見えます。

道志の森キャンプ場についてよくある疑問

道志の森キャンプ場の予約については、フリーサイトが不要である一方、バンガローは電話予約が必須という違いがあります。この違いを知らずに現地でバンガローを希望しても、当日の利用は難しいため注意したいところです。料金についても、入場料の集金方法によって800円と700円の差が生じる点は、訪問前に把握しておくとスムーズです。

直火に関しては、2020年からの全面禁止というルールが徹底されており、焚き火台を持たずに訪れても現地でのレンタルや薪の購入で対応できます。天然プールの時期を狙って訪れたい場合は、例年7月下旬から8月末というおおよその目安を踏まえたうえで、混雑を避けるための早朝行動を意識するとよいでしょう。

道志の森キャンプ場は直火禁止のフリーサイトとして今後も定番であり続けます

道志の森キャンプ場は、山梨県道志村の豊かな自然と、三ヶ瀬川沿いに約2キロメートルにわたって広がるスケールのフリーサイトを兼ね備えたキャンプ場です。日本有数のキャンプ場密集地とも言われる道志村の中にあって、これだけ広大で自由度の高いフリーサイトを構える存在は多くなく、ファミリーからソロキャンパー、バイクツーリングの利用者まで幅広い層を惹きつけ続けています。直火は禁止されているものの焚き火台のレンタルも用意されており、初心者から上級者まで幅広い層が焚き火を楽しめる環境が整っています。夏季限定の天然プールや道志川での川遊び、多彩なサイトタイプからの選択、そして道の駅どうしや紅椿の湯といった周辺観光との組み合わせなど、魅力は多岐にわたります。

一方で、人気ゆえの混雑や、地面の硬さや砂利道といった地形上の注意点、川の増水リスク、ゴミや灰の持ち帰りといったルール順守の重要性も忘れてはならないポイントです。事前にしっかりと情報を収集し、必要な装備を整え、マナーを守って利用することで、道志の森キャンプ場が持つ魅力を存分に味わえるはずです。早朝の場所取りから始まり、日中は川遊びやプールで汗を流し、夜は焚き火台を囲んで語り合います。そんな一日の流れを思い描くと、このキャンプ場が多くのキャンパーを惹きつけ続けている理由がよく分かります。

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